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tanimoto

お手伝いについての考え方。

グループホームにおける利用者によるお手伝いは事業所により様々です。


もっとも一般的なスタイルは、食事のセットや洗い物は利用者自身がやる、場合によっては食材の調理(レンジでチンする程度で済むように出来ている)もすべて利用者が行う。


自分で使用するものは自分でという考え方。


その他、浴室の掃除やトイレの掃除は交代で行う。と、世話人管理による統制された行動を強いられる施設も多いことでしょう。


若い利用者それも知的障害で占められるところでは昔ながらのスタイルでガバナンスを保っているところが多いようです。


船橋市のひだまりのいえでは、そのようなよくあるグループホームの運営を参考にしつつも、一律に「前へならえ」な接遇はしていません。


やはりお手伝いにしても個別的であることがケアマネジメントとして大切な要素であると考えています。


じっさいに、どのようなお手伝いをしているかというと、女性棟においては食事の準備は利用者主体で行っています。


出来合いのものを温めるだけの食事ではなく、食材を包丁で切り、鍋で煮たり、フライパンで焼いたりを世話人といっしょに行います。


味付けは出来ないが、野菜のカットができる人には包丁で切ってもらう。


お米をとぐのが得意な人にはそれをしていただく。


例えばその日のメニューがカレーだった場合に、病院OTの料理教室でカレーのレシピを覚えてきた人がいたらそのレシピで作ってみる。


その日の調理をリードする人は日々変わりますし、そこには曜日による決まったローテーションはありません。


なんとなくその日の雰囲気で作業は流れていき、この自然で自発的な行動を大事にしています。



「ひだまりのいえ」では、ご利用者様の自然で自発的な行動を大事にしています。

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